満足です
デコアのグロッケンシュピールには、さらにかわいらしいサイズの、ドミソだけのバージョンなどのバリエーションもあり。自宅で楽しむのはもちろん、贈りものなどにもいいのではないでしょうか。
まぁ僕は引き続き、ひとりでひっそりと鉄琴酒を楽しませてもらうんですが。
あるお店で出会い、一目惚れしてしまったドイツ、デコア社製の子供用鉄琴。最近手に入れたんですが、大人も楽しめます。酒にも合います。
ずいぶん前、娘と一緒にふらりと入ったセレクト雑貨の店に、かわいらしいサイズの鉄琴が並んでいました。
それは、ドイツのデコア社という会社製のもので、丸みのある木製の台座に金属製の音板が並び、本格的な楽器というよりは、子供向けのおもちゃであるよう。試奏させてもらうと、まるで音叉を叩いたときのような澄んだ音色に驚きました。なんというか、魂が浄化される系の音。
最大の特徴が、ペンタトニック音階に設定されていること。一般的なドレミファソラシからファとシを抜いた5音階のことで、どんなにてきとうに叩いても不協和音にならないんですよね。
とてもいいなぁと思ったのですが、娘ももう小学生になっていて、むやみに鉄琴を叩いて遊ぶような年ではなく、しかも良い製品ゆえ、お値段もそれなり(参考価格として、記事執筆日のAmazon価格が13,200円)。その時は、そういうものがあると知れただけで満足し、買わずに帰宅しました。
ところが以来、デコアのグロッケンシュピール(鉄琴)のことが、ずっと心の片隅にあるようになってしまいました。娘用にというよりは、自分用に欲しい。「いや、あなたこそ鉄筋をむやみに叩いて遊ぶような年齢じゃないですよね?」という意見はごもっともです。が、酒飲みというのは、年齢とともにむしろ精神年齢が退化していくもんなんですよ。あの鉄筋を気のおもむくままに叩いては、ちびちびと酒を飲んでみたいじゃないですか(文字通りの酔狂)。
というわけで、ごらんください!
はい、手に入れてしまいました。お子さん向けの製品ゆえ、中古品もけっこう出回ってるんですよね。思い出したらたまに、くらいの頻度でオークションサイトを覗いていたら、偶然かなり破格のものを見つけてしまったので、勢いで。
調べてみたところ、素材は天然のハンノキ。それと金属製の音板の間にラバーチューブが配置され、独特の美しい音が響く構造のようです。
ラベルには、
6700 Pentatonisches Glockenspiel mit 8 Tönen Classsic
(6700 ペンタトニック グロッケンシュピール 8音)
Hersteller:Decor-Spielzeug e. K.
(製造元:デコア玩具社)
Made in Germany
(ドイツ製)
などの文字。
実際の音はこんな雰囲気。
ね、美しくないですか?
マレットと呼ばれる棒をうまくポーンと当ててやるときれいな音が出るんですが、たまに詰まったような音が出てしまっているのは僕の技術力不足なので、あまり気にしないでください。
不協和音が出ないペンタトニック音階ですが、それゆえ奏でられるメロディにも制限があります。それでもいろいろな曲を弾くことはできます。たとえばこんな。
「蛍の光」ですね。哀愁がすごい。
またはこんな。
「北酒場」ですね。まさかドイツで作られ、細川たかしさんの歌を演奏されるとは、鉄琴本人も思っていなかったことでしょう。
というかこのグロッケンシュピール、即興で叩いていると、なんだか和風なメロディになるのもおもしろい。お子さんと一緒にオリジナルソングの作成をしても楽しいこと間違いなしです。
今作った即興曲。タイトルは「小鮒釣り」。
館内放送のチャイムとか
学校のチャイムとかもいけました
と、いうところまでが今回の導入。そして、僕の本来の目的がこちら。
……ふぅ、最高すぎるぜ。
デコアのグロッケンシュピールには、さらにかわいらしいサイズの、ドミソだけのバージョンなどのバリエーションもあり。自宅で楽しむのはもちろん、贈りものなどにもいいのではないでしょうか。
まぁ僕は引き続き、ひとりでひっそりと鉄琴酒を楽しませてもらうんですが。
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